2012年 09月 29日
目の手術を受けようと思います。 |
決めるのは飼い主。
三吉の高眼圧がわかってから、あっという間に18日も経過してしまいました。
毎日、仕事をしていても、家でこの子を見ている時も、そのことが頭から離れず、かといって結論に達することも出来ず、悶々とした日々を送ってきました。
私の中では、手術は急ぐ必要はない。だって、今は痛くもなんともないんだから・・・。
と、手術はホントの最後の手段だと決めつけていた部分がありました。
決して手術をしたくないとか、否定しているわけではないのです。
そりゃぁ、出来る事ならしないで済むに越したことはないのですが、この子の場合、精神面とか、カイカイに及ぼす影響を考えると、緊急を要するわけでないのであれば、先送りでも良いんじゃないか、と・・・。
実はね、三吉の治療について、主治医の先生とちょっと意見の相違があり、手術を早期に薦める先生に対しての反発が少しあったんじゃないかなぁと思っているところ。
医師は当然自分の治療に自信を持って日々の治療にあたっているだろうし、それに対して、もう少し飼い主の意向も聞いて欲しいとか、これでいいんだろうかって自分の中で悶々として、マイナス部分として出てきちゃったような気がしています。
正直なところ、三吉はずっとこのままでいけるんじゃないかって思ってたんです。
でも、まさかの緑内障移行で、白内障の予後としては、当然の流れではあるんだけど、この子は大丈夫って思いこんでいたんですよね。それがまさかの結果で、私自身も動揺してたんだと思う。
あれから2度受診して、どちらも眼圧は50を超えていて、眼底カメラもしてもらって、三吉の左目はもう完全に見るという力を失っていて、強い光を当てても目をしぼることはありません。
眼圧が上がって、48時間以内に何かしらの処置をしないと網膜がやられてしまう。つまり失明です。
理屈はわかっていても、強い光に対して瞳孔を開いたままの三吉を目の当たりにして、やっぱりショックでした。
例えばこのまま、ずっと今の状態が続いて、10歳を過ぎたところでその時が来た場合、高齢での全身麻酔という心配が出てきます。
全身麻酔は年齢には関係なく、その時の健康状態が良ければ問題ないともいいますが、やっぱり今よりはリスクが高くなるでしょう。
一緒に暮らしている私たちが見る限り、痛みを感じているとは思えなかったとしても、本当に痛くないのか、三吉が痛みに鈍感なだけなのか、正直わかりません。
だって、この子たちは何も言えないから・・・。
ここから先、もしかしたらこのままずっと今の状態を保ちつつ、見た感じ痛いとかという素振りも感じられず、高眼圧から低眼圧への経過をたどり、目がしぼんでいくとする。
それがまったく痛みを伴わないのであれば、それはそれでも良いのかなぁとも思うのです。
でも今MAXの3倍もの眼圧があって、痛みがないのはどう考えても不思議で、ほんの少しでも痛みがある。また今後痛みが出てくる可能性があるのであれば、それはやはり早く取り除いてあげるのがこの子の生活の質の向上というものです。
であれば、この子の体調を万全にして、計画的に手術をするということも一つの方法かもしれないなぁと思えるようになってきました。
今までずっとそうでしたが、三吉はいつも私たちに考える時間をくれてました。
今すぐどうしなくちゃとか、明日までに結論を出さないととか、そういう緊急事態は避けてくれた。
白内障になり、両眼を発症するのにも2年という月日をくれて、私たちに現実を受け入れる時間をたっぷりとくれました。
今回もきっとそうなんだよね。
「nara、急ぐ必要はないけど、ちゃんと考えて、ボクのこと決めてね。」
さんちゃんの心の声、ちゃんと聞こえたけど、これでいいんだ。という自信はやはりなかなか持てず、取りあえず先生ともう一度話してみようと思って行ったのが21日でした。
そこで手術を受けることを考えている旨をお伝えし、手術のことやら色々聞きたいことを聞いてきたのですが、先生の意見は、医師として、今の三吉のケースに対して、手術を勧めるべきかどうかという疑問があると・・・。
インプラント手術は、いうなれば眼球摘出する子に対しての美容(見た目)目的で行われますが、現状、すでに視力もないし、高眼圧に対しての痛みやら見た目の苦痛というものが感じられない。
それならこの子に対してのインプラント手術は何の目的があるのか。答えが出せないと仰るのです。
それまで8割がた手術をお願いするつもりでいたのに、相談した結果、逆にさらに迷う結果となってしまい、多いに悩んでください。と言われてしまったのでした。
三吉の手術を今しようと思ったことの理由のひとつに、実は私が来月31日に目の手術をする予定にしており、日帰りの手術ですが、術後1週間休みをもらうつもりでいますので、私の手術日に三吉が退院するような予定を組めば、術後1週間は様子を見ていられる。
フルタイムで仕事をしている私にとっては、なかなかまとまった休みを取ることが出来ません。
だから今のこの時期はいいチャンスなんじゃないかなと思い、年齢や季節も含め、今は悪い時期ではないんじゃないかと思ったのです・・・。
でもね・・・先生にあんな風に言われて、なんだか出鼻をくじかれたというか、また振り出しにもどったというか・・・。
また悶々とした日々を送りそうだったのですが、やはり今なのかも知れないと思ったことが起こってしまったのです・・・。 続きは次の記事へ
三吉の高眼圧がわかってから、あっという間に18日も経過してしまいました。
毎日、仕事をしていても、家でこの子を見ている時も、そのことが頭から離れず、かといって結論に達することも出来ず、悶々とした日々を送ってきました。
私の中では、手術は急ぐ必要はない。だって、今は痛くもなんともないんだから・・・。
と、手術はホントの最後の手段だと決めつけていた部分がありました。
決して手術をしたくないとか、否定しているわけではないのです。
そりゃぁ、出来る事ならしないで済むに越したことはないのですが、この子の場合、精神面とか、カイカイに及ぼす影響を考えると、緊急を要するわけでないのであれば、先送りでも良いんじゃないか、と・・・。
実はね、三吉の治療について、主治医の先生とちょっと意見の相違があり、手術を早期に薦める先生に対しての反発が少しあったんじゃないかなぁと思っているところ。
医師は当然自分の治療に自信を持って日々の治療にあたっているだろうし、それに対して、もう少し飼い主の意向も聞いて欲しいとか、これでいいんだろうかって自分の中で悶々として、マイナス部分として出てきちゃったような気がしています。
正直なところ、三吉はずっとこのままでいけるんじゃないかって思ってたんです。
でも、まさかの緑内障移行で、白内障の予後としては、当然の流れではあるんだけど、この子は大丈夫って思いこんでいたんですよね。それがまさかの結果で、私自身も動揺してたんだと思う。
あれから2度受診して、どちらも眼圧は50を超えていて、眼底カメラもしてもらって、三吉の左目はもう完全に見るという力を失っていて、強い光を当てても目をしぼることはありません。
眼圧が上がって、48時間以内に何かしらの処置をしないと網膜がやられてしまう。つまり失明です。
理屈はわかっていても、強い光に対して瞳孔を開いたままの三吉を目の当たりにして、やっぱりショックでした。
例えばこのまま、ずっと今の状態が続いて、10歳を過ぎたところでその時が来た場合、高齢での全身麻酔という心配が出てきます。
全身麻酔は年齢には関係なく、その時の健康状態が良ければ問題ないともいいますが、やっぱり今よりはリスクが高くなるでしょう。
一緒に暮らしている私たちが見る限り、痛みを感じているとは思えなかったとしても、本当に痛くないのか、三吉が痛みに鈍感なだけなのか、正直わかりません。
だって、この子たちは何も言えないから・・・。
ここから先、もしかしたらこのままずっと今の状態を保ちつつ、見た感じ痛いとかという素振りも感じられず、高眼圧から低眼圧への経過をたどり、目がしぼんでいくとする。
それがまったく痛みを伴わないのであれば、それはそれでも良いのかなぁとも思うのです。
でも今MAXの3倍もの眼圧があって、痛みがないのはどう考えても不思議で、ほんの少しでも痛みがある。また今後痛みが出てくる可能性があるのであれば、それはやはり早く取り除いてあげるのがこの子の生活の質の向上というものです。
であれば、この子の体調を万全にして、計画的に手術をするということも一つの方法かもしれないなぁと思えるようになってきました。
今までずっとそうでしたが、三吉はいつも私たちに考える時間をくれてました。
今すぐどうしなくちゃとか、明日までに結論を出さないととか、そういう緊急事態は避けてくれた。
白内障になり、両眼を発症するのにも2年という月日をくれて、私たちに現実を受け入れる時間をたっぷりとくれました。
今回もきっとそうなんだよね。
「nara、急ぐ必要はないけど、ちゃんと考えて、ボクのこと決めてね。」
さんちゃんの心の声、ちゃんと聞こえたけど、これでいいんだ。という自信はやはりなかなか持てず、取りあえず先生ともう一度話してみようと思って行ったのが21日でした。
そこで手術を受けることを考えている旨をお伝えし、手術のことやら色々聞きたいことを聞いてきたのですが、先生の意見は、医師として、今の三吉のケースに対して、手術を勧めるべきかどうかという疑問があると・・・。
インプラント手術は、いうなれば眼球摘出する子に対しての美容(見た目)目的で行われますが、現状、すでに視力もないし、高眼圧に対しての痛みやら見た目の苦痛というものが感じられない。
それならこの子に対してのインプラント手術は何の目的があるのか。答えが出せないと仰るのです。
それまで8割がた手術をお願いするつもりでいたのに、相談した結果、逆にさらに迷う結果となってしまい、多いに悩んでください。と言われてしまったのでした。
三吉の手術を今しようと思ったことの理由のひとつに、実は私が来月31日に目の手術をする予定にしており、日帰りの手術ですが、術後1週間休みをもらうつもりでいますので、私の手術日に三吉が退院するような予定を組めば、術後1週間は様子を見ていられる。
フルタイムで仕事をしている私にとっては、なかなかまとまった休みを取ることが出来ません。
だから今のこの時期はいいチャンスなんじゃないかなと思い、年齢や季節も含め、今は悪い時期ではないんじゃないかと思ったのです・・・。
でもね・・・先生にあんな風に言われて、なんだか出鼻をくじかれたというか、また振り出しにもどったというか・・・。
また悶々とした日々を送りそうだったのですが、やはり今なのかも知れないと思ったことが起こってしまったのです・・・。 続きは次の記事へ
by fukusanpo
| 2012-09-29 22:31
| 健康管理
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